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About

研究室紹介

  • 本研究室では「人間の機能拡張」をキーワードとして掲げ,人間を中心としたインタフェースをデザインしています.研究分野としては主にバーチャル リアリティ,オーグメンテッドリアリティ,ヒューマンインタフェースなどがあげられます.現在はその中でも触覚を中心としたインタフェースの研究を進めています.

これまでの主な研究

  1. 新しいメディアとしての触覚ディスプレイ
    • 実物の形状やテクスチャを物理的に模倣するような既存の触覚ディスプレイでは実現しえない感覚を,人間の錯覚や物質の固有な現象を利用して人間に提示可能なディスプレイをデザインする.感性情報など視聴覚で伝えられない情報を伝達する新たなメディアとして触覚ディスプレイを提案する.
  2. 人間の機能を超越する触覚センサ
    • 人間が感じる様々な触覚情報を伝えるため,皮膚を通じて人間が感じている感覚を過不足なく定量化する.そのためにこれまでのセンサが考えてこなかった,人間の触覚特性に応じたセンシングの手法をデザインする.さらには人間の触覚特性を超越するセンサをデザインすることで,高度なマニピュレーションを実現するロボティクスや,人との共生を可能にするロボティクスを実現する.
  3. 人間への技能教示のための力覚ディスプレイ
    • 伝統技能など,優れた人間の技能を保存,伝達することが希求されている.記録,再生のための手段として,力覚ディスプレイを利用した手法をデザインする.力覚ディスプレイに従うのではなく,人間の主体性を活用することで,作業自体を主体的に経験し,力の使い方を学習する手法を提案する.

News

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石丸 嵩也 君が触覚若手の会においてベストプレゼンテーション賞を受賞しました!
工学部公認サークル KuMA が熊本市内の中学校にてKuMA作品の体験展示を実施しました.
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4/3に熊本大学工学部ティーチングアワードの表彰が実施され,当研究室 嵯峨 智 准教授がフーリエ解析の講義についてアワードを受賞しました.
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3/25 に熊本大学卒業式が実施されました.本研究室からは修士3名,学士5名を送り出し,修士 笠井 惇矢 君が専攻研究奨励賞を,学士 今西 彪登 君が計測自動制御学会 優秀学生賞を受賞しました.卒業生たちそれそれの新しい環境での今後ますますの活躍を祈念します!
我々の論文がMDPIに掲載されました.本論文では筋電気刺激 (EMS) を触覚提示に用いるために適した刺激波形を検討し,力の特性を調査しました.その結果,下記のことが明らかになりました. 1. 周波数35 Hzから50 Hz,パルス幅0.4 ms から0.6 ms の刺激波形により大きな痛みや不快感を与えることなく力を提示できること,2. EMSにより駆動される力のおよそ2倍の力を人間が感じていること,3. 時間あたりの電流量と力には線形性があり,提示する力を制御可能であること.